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団塊の世代の再就職先のために誰でも簡単に取れる資格


団塊の世代の方の再就職先として注目を集めているのが
慢性的な人手不足といわれている医療・福祉分野です。
なかでも介護業界での人手不足は深刻であり、
現在、介護現場の正規職員は約80万人、
パートなどの非正規職員が40万人働いていますが、
それでも介護現場では、あと約40万人もの人手が
不足しているといわれています。
そこで、政府は介護の現場を支える職員の補充として
フィリピンやインドネシアからの人材受け入れを決定しました。
日本では、団塊の世代の方々の約800万人が
今年で60歳の定年を迎えることになりますが、
経済危機により2010年以降の嘱託契約延長は難しい
という状況にあります。
そこで、元気な中高年の方々の再就職・雇用先として
介護業界への転身が注目を集めているのです。
介護業界への就職には社会福祉関係の資格が必要になりますが、
介護業界未経験者への入口ともいえる資格といえば
ホームヘルパー2級です。
ホームヘルパー2級には130時間の講習義務が課せられますが、
資格試験はないので非常に簡単に資格を取ることができます。
資格取得には約10万円の講習料金がかかりますが、
東京都では2009年度から失業者や低所得者を対象に受講料を全額補助、
2010年度以降は国がホームヘルパー2級講習料金を全額負担する方針
ということですから、社会の高齢化が大きく進むことを考えれば、
定年退職後の職業の選択肢のひとつとして、
介護業界はひとつの狙い目といえるのではないでしょうか。
ホームヘルパーの仕事内容についてですが、
ホームヘルパーは高齢者宅を訪問し、排泄の処理や食事の世話をする
というイメージを持たれているかもしれませんが、
男性ホームヘルパーの場合は、特養老人ホームや老人保健施設、
デイケアセンター、病院(看護補助)への就職が多いようです。
いずれにしても介護現場は慢性的に人手不足に悩まされているので、
熱烈歓迎されることは間違いありません。
そういった意味でも、介護業界はやのがいのある仕事ですし、
経験・年齢不問の超売り手市場の業界といえるでしょう。
ホームヘルパーの給与ですが、
男性ホームヘルパーの平均年収は307.8万円(2007年調べ)。
さほど高収入ではありませんが、老人ホームの職員募集を見ると
勤務条件として「週2日程度から」「午後だけでも可」など
時間の融通もきく仕事ですので、退職後の仕事に適しています。
ちなみに、ホームヘルパー以外の介護の国家資格には
「介護福祉士」、介護計画を立案する「ケアマネージャー」、
リハビリの「作業療法士」、心の相談の「精神保健福祉士」
などがあります。
介護の民間資格には「福祉住環境コーディネーター」、
「介護食士」、「音楽療法士」、「アニマルセラピスト」
など様々な資格もあります。
介護福祉士の平均年収は315万円、
ケアマネージャーになると413万円にアップします。
介護の現場で働きながら、資格取得によってスキルアップする
というのも、第二の人生の生きがいとなるのではないでしょうか。
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